大友運送株式会社


大友運送株式会社
大友運送株式会社・引越専門のご案内です。
ちょっとした小話?



 
なんだこれ?

お引越のお客様のところへお見積に行くと、まず、名刺(名刺にも印刷されている)を見てまず聞かれるのが、”これはなんですか?”。
そして、テレビ、新聞、雑誌とありとあらゆるメディアに”なんだこれ?”、”街で見つけた変な物”などというタイトルと共に何度も取り上げられている程、意味不明な文字。

答えは 当社の社訓 ”人を大きく上にして 心は丸く 気は長く 腹は立てずに横にして 己は小さく下にあれ

お寺の住職様宅のお引越の御見積に行った社員が、”いやーこれはお寺の方からお参りに行かなくてはいけませんね。”と言われたという笑い話も。

 
-朝日新聞 地方面 記事より抜粋-

なんだ? コレ?
今月の回答者 なんだ?これ?調査隊 BAGGIO

 漢字5文字の不思議な看板どういう意味?

 最近、函館から札幌へ引っ越してきたのですが、豊平川沿いの道の南22条の辺りのところに謎めいた看板を見つけました。
漢字が5文字書かれており、それも横向いていたりひょろ長かったりと、字の大きさ、並び方も不思議です。
交通安全の看板のようですが、どんな意味?
自分なりに解釈はしてみたのですが、本当のところを知りたいのです。
 どうぞよろしくお願いします。 (札幌市豊平区 ゆかり)

 大きな”人”という字。 その下に長ひょろい”気”という字に、横向きの”腹”という字。 それに丸みを帯びた”心”。 隅っこに”己”。
無造作に、でもなんだか意味ありげに、5つの漢字が並ぶ不思議な看板。
それは南22条大橋のたもと、北へと向かう豊平川の堤防沿いの道の際に建つ、大友運送株式会社という会社のオレンジ色の社屋の壁に掲げられている。
 札幌市南区に住む調査隊員バッジョこと私にとって、この看板の見える豊平川沿いの道は通勤コース。
いつも車の中からそれを目にして、実はずっと以前から気になってはいたのである。 でも、街の中を走る車は慌しく、車をとめてじっくり観察し、しばし黙考する余裕などありゃしない。
通り過ぎるともう、前後の車に気を取られつつ流れ行く車窓の景色へと気は移っていくというもの。
そして、つい今まで、謎を解くにはいたらずにきたのであった。
 このたび、やっと謎解きの機を得て、いざ出陣したのは、もちろんこの看板を掲げている大友運送株式会社。
「見たまま解釈してくれれば、意味はわかると思いますが?」
そう言って迎えてくれたのは同社の大友社長だ。
「”人は大きく上にして 心は丸く、気は長く 腹は立てずに横にして 己は小さく下にあれ” 人とは他人のことを指しています。 後は説明の必要はないでしょう。」
 なーるほど!
そう言われれば、見たままだ。
 実はコレ、同社の社訓なのだが、5文字一緒ではなくばらばらの形などで、相当古くからの人生の教訓、心がけとして存在していたのだとか。
哲学者の墓に彫られていたという話を耳にしたこともあるそうだが、ルーツは定かではないという。
大蔵省の役人が、”気”と”腹”の文字を額に掲げ、部屋に飾っていたという話もあるそうだ。
”腹が黒い”、”心が黒い”んじゃ困ると、その2文字を赤くしたのは今は亡き会長のアイディア。
「交通安全の心がけにぴったりでしょう。 ドライバーへの啓蒙にも、商売の教訓にもいい。 看板は皆さんの安全運転を祈するためにも、あそこに掲げています。」
 たったの5文字でこんなに奥深いことが言えちゃうというのも漢字文化圏ならではのこと。
先人の知恵にも感服である。
己をおごらず、人を上に立てて、いつも穏やかな気持ちでいるべし。
さて、運転も人生もそんなふうにいきましょか?

 

 

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